【インディアンフルート】


ネイティブフルートまたはネイティブアメリカンフルートとも言われ、北アメリカの先住民すなわちネイティブアメリカンに広く親しまれたたて笛です。
伝統的なレッドシダーやウォルナット、竹など様々な木材から作られます。また現在では樹脂製のインディアンフルートもみられます。
基本構造はリコーダーと同様ですが、息の吹き込み口であるマウスピースから発音のためのトーンホールまである程度の距離がある、独特の内部構造となっています。
そのため、とても素朴で温かみのあサウンドで、どこか懐かしさも漂う音色が魅力です。

【インディアンフルートと健康】
吹奏楽器は基本的に腹式呼吸で演奏します。特に丹田を意識しながら、すばやく深く呼吸することによって横隔膜を動かします。それが内臓を刺激しながら細胞の活性化も望めます。
インディアンフルートの演奏時は低い音や高い音など、さまざまな音程により微妙にアンブシュア(演奏時の口の形)を変化させる必要があります。これににより口角を刺激し、顔の筋肉のリフトアップにつながるとも言えます。
さらに音を短く切ってリズムをつくる奏法であるタンギングは舌の筋肉を多用します。これが舌自体の筋肉を刺激することで滑舌を良くし、唾液の分泌をうながすことにもつながります。
また海辺や山、森林など自然の中でインディアンフルートを奏でることで、演奏をする自分自身がとても癒されます。自然の中でのヨガや瞑想と同じような効果も得られるはずです。